自閉症児の「しなくなったこと」は「出来なくなったこと」じゃない話

 

 

 

こんにちは、こまちです

息子は2歳のときに自閉スペクトラム症と診断されました。

 

現在4歳、保育園の年少さんです。

 

毎日バタバタと過ごしていましたが、

 

最近、得意だったパズルをしない……

 

ブロックもたくさん遊んでいたのに手を出さない…

 

もしかして、これって…?

 

1歳の頃、単語が出ていたのに言葉が消えた

 

スプーンを持てていたのに手づかみになった

 

そんな過去があるので、

 

またひとつ出来ないことが増えたの…?

 

と悩みました。

 

出来ていたことをしなくなったのがとても怖いと思っていたんです。

 

 

 

 

 

4歳の一番のお気に入りの特急のパズルを目の前に出して誘ってみるも、

 

手で拒否をされてしまいました。

 

ブロックは、一応手を出すものの少しくっつけたらポイ

 

どうしたら興味を取り戻してくれるのか分からない日々でした。

 

 

 

でも、とっても身近なプロに相談したことで「そうだったんだ!」と

 

納得することが出来たんです。

 

 

 

今回はそんな悩みから解放された理由

 

話そうと思います。

 

この記事を読むと、

 

 

☑相談すべきプロとは誰か

 

 

☑私の悩みはどう解決したのか

 

 

 

この2つが分かります。

 

 

4歳はパズルに興味を持たなくなってから、

 

YouTubeを見る時間がとても増えました

 

やがて、

 

テレビに特急電車が映っていないとキィーッとなってしまって…。

 

4歳は遊ぶおもちゃがなくなってしまったので、

 

何をすればいいのか分からず

 

イライラしている様子です。

 

YouTubeは手っ取り早く楽しめるツールですからね…。

 

 

 

 

これは困ったぞ…と思った私が相談したのは

 

 

「相談支援事業所」の担当の方。

 

それから、

 

児童発達支援の先生です。

 

具体的な相談内容としては、

 

パズル・ブロックに興味を示さない

 

集中することがなくなった

 

ということ.。

 

正直な話、

 

100ピース以上のパズルを完成させる4歳を見て、

 

「この得意を伸ばしてあげたい…!」とずっと感じていたので、

 

「出来なくなった」事実にショックを受けてしまいました。

 

児発や保育園の先生に

 

こんなに難しいパズルを完成させるなんてすごいね!

 

と、たくさん褒められていたのも、

 

その気持ちを大きくしていました。

 

そんな中、モニタリングの日がありました。

 

 

最近、好きなものが変わってきていて…

パズルに全く集中できなくて…

 

 

趣味が変わってきたのはいいんですが、

出来ていたことが出来なくなったみたいに思えて…

 

 

 

なるほど。

そう見えてしまうんですね。

 

 

私は逆だと思いますね。

「パズルはやり切った」

「だから、次の段階」って

 

 

 

次の段階…?

 

 

本人の感じる「もうやり切った」が、

 

次の新しいステップにいく大事な過程であること。

 

次の過程に行って新しいことを探す方が

 

「成長」しているということ。

 

今の4歳は確かに「伸びている」ということ。

 

「4歳はまたひとつ出来なくなった」と行き詰っていた私に、

 

丁寧に教えていただきました。

 

 

 

4歳君のパズル・ブロックは

「しなくなった」「出来なくなった」というよりは

「あーもうやった、やり尽くした」って

感じだと思います

 

 

あ、次のステップに行ったんだな。

って受け取ってもらえた方が

4歳君も嬉しいと思いますよ

 

 

…はい!!

 

 

 

解決する方法は「しっかり不安を吐き出すこと」です。

 

 

「こんなこと言ったら迷惑じゃないか…」

 

「親の役目を果たせていないと思われる…」

 

そんな気持ちでいたので、

 

言い出せずにいました。

 

でも、自分たち家族だけで抱え込むには大きな負担です。

 

今回、タイミングよくモニタリングがあったので、

 

ぽそっと言えたんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

悩み事を抱え込んでしまうと、

 

気を張ってストレスも溜まってしまいます。

 

笑顔でいることが出来ずに声を荒げてしまったり、

 

誰にも頼ることが出来なかったり…

 

マイナスにしかならないと思いませんか?

 

 

子どもに関わっている人たちは

 

全員が子どもを支える仲間です。

 

毎日の送り迎えのとき、

 

モニタリングのとき、

 

思い切って話してみて下さい。

 

私のように

 

その場で考えがまとまらないタイプの方は

 

お手紙も良いですよね。

 

 

 

 

 

 

パズル・ブロックに興味を示さない

 

集中することがなくなった

 

→次の段階へと進む成長過程、新しいことを探している

 

この答えに、

 

心の底から安心しました。

 

成長していると教えてもらえて本当に良かったです。

 

もしもお悩み中の方がいれば、

 

それは「問題のある行動」なのか、

 

それとも「成長の過程」なのか、

 

しっかりと見極めるために

 

我が子に接しているプロに相談してみてください。

 

 

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