初めての個別懇談で涙が出るほど嬉しかった理由

こんにちは、こまちです!
うちの長男は、知的障害・自閉スペクトラム症・ADHDがあります。
2025年、7月。
我が家の長男しょーくんが特別支援学校に入学して、
初めての個別懇談。
正直、心臓がばっくんばっくんでした。
「困りごと」の話ばかりになったらどうしよう…
そんな不安もあったけど、
実際に行ってみたら、
たくさんの”いい話”を聞かせてもらえました。
写真や動画もたくさん見せてもらって、
うれし涙が出そうな時間になりました。

🏠家ではこんなふうに過ごしています
まず、家庭での様子としてお伝えしたのはこのあたり!
- パパがソファにいると、しょーくんも落ち着いて横になる
- 「お風呂→着替え→2階のベッドでゴロゴロ」が夜のルーティン
- 水分をよく欲しがり、放デイではおしっこ10回以上の日もある
- 学校で聞いている曲をスマホで流すと、びっくりするくらい集中して聴く
- 言葉はまだ出ないけれど、ごきげんな声を出すことが増えた
いわゆる「発語」はないけど、感情表現はすごく豊かになってきたと感じています。

📚 学校ではこう過ごしているみたい
学校での様子を、先生がたくさん教えてくださいました。
- 「アンパンマン」を「ぱんまん!」と言おうとしていた。びっくり!
- 外靴を反対に履くブーム中。でも「靴反対だよ〜」と指差すと、ちゃんと直せる
- 授業中におしっこすることもあるけど、今は座って過ごす→2学期からトイレ練習予定
- 給食のパンを、自分から食べようとしていた!(もしかしたら薬の影響も?)
- 授業準備が一番早くて、見通しを持って動けるのが強み
- 「挑戦してみよう」という気持ちが育っていると先生が言ってくれた
- お友だちへのやさしさもあって、みんなの椅子を並べてくれる場面もある
- 一方で、「待つのがちょっと苦手」。でも、そこも練習中とのこと
「やってあげたい気持ちが強い子です」という言葉、すごくうれしかったです。

📸 写真と動画で見せてもらった「長男の世界」
懇談では、写真と動画もたっぷり見せてもらいました。
これがもう、親として泣きそうになるくらい感動的で…。
- お箸で綿球をつかんで、ケースに入れる練習
→ 最初は左手も使っていたけど、右手だけで頑張っていた! - 色合わせのマッチングも完璧!
- クラスメイトの男の子にプール帽をかぶせてあげている姿
→ 先生も「ほっこりしました」と - お世話されても嫌がる子がいないと聞いて、ちょっと安心(放デイではよくぶつかるので…)
- みんなの椅子を並べる、静かな優しさ
- 動物園の遠足では動物には距離を取っていたけど、お友だちとぴったりくっついて写っていた写真には、思わず「えっ、こんな距離感で!?」と驚愕(笑)

💬 「できる」が増えるのもうれしい。でも…
懇談を通して思ったのは、「できること」が増えているのはもちろんうれしい。
でも、それ以上に、長男が”長男らしく”過ごしていることに、心からほっとしたんです。
いろんなことがあるけれど、
学校という場所で、本人のペースで育っていること。
そして、
先生たちがそれをちゃんと見守ってくださっていること。
それが、親にとっては一番の安心材料でした。

🌈 おわりに
懇談って、
最初は正直「何を話せばいいんだろう」と思っていました。
でも終わったときには、なんだか心がじんわりしていて。
たぶんそれは、
子どもががんばっている姿を、
私が知らなかった場所で、
誰かがちゃんと見てくれていたから。
そしてそれを、言葉や映像で「伝えてくれた」から。
今回は、
私にとってもすごく意味のある懇談でした。
またきっと、悩む日もあるし、進まない日もある。
でも「あの日の長男の写真」が、
これからの私の小さな支えになってくれる気がします。
同じように、
支援級や特別支援学校での子育てをしている方に、
「そうか、そんなふうに見てくれる場所もあるんだな」と思ってもらえたらうれしいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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