子どもが薬に気が付いて飲んでくれない…
「子ども、薬、飲ませ方」と毎日調べても「違うな…」と悩んでいませんか?
感覚過敏、偏食のある子どもにとって、新しい味を口にするのはとっても難しいです。
うちの4歳は自閉スペクトラム症、注意欠如多動症、知的障害があります。
3歳の時にリスパダール(シロップ)、
4歳の時にメラトベル(顆粒)を処方されました。
新しい味への抵抗が強く、飲ませるまでにあれやこれやと試行錯誤しました。
そんな私と4歳がたどりついた、今日から活用できる薬の飲み方を紹介します。
服薬が出来ることは、本人はもちろん家族にとってもかなり重要です。
癇癪、パニック、睡眠障害がある4歳に付き合って睡眠時間を削り、
どこにも逃げ場はないので、体も心も疲れ切って…
他の家族に目がいかなくなってしまうことも…。
そんな最悪の未来を思うとゾッとします。
服薬を始めることで、わたしはひとつ、安心材料を手に入れたと思いました。
そして4歳の
☑癇癪(かんしゃく)
☑パニック
☑衝動性
☑睡眠障害
この4つが改善されれば…と期待していました。
薬の力で子どもを押さえつけるなんて…こう考える親は少なくありません。
服薬に関するわたしの考えはコチラの記事に↓
4歳が処方されたのは、興奮を抑えるリスパダール・寝つきをよくするメラトベル。
リスパダールはシロップ、メラトベルは顆粒です。
効果を感じ始めたのは1週間ほどたった頃。
眠る時間がめちゃくちゃ早くなりました。
夜ごはん、お風呂をすませた後にお気に入りのベビーベッドでゴロゴロしはじめ、
9時前には眠るようになりました。
ベッドの下板が割れるほどピョンピョン飛び跳ねていても、
薬を飲んで30分~1時間で夢の中です。
薬の飲ませ方に悩むママさん、パパさんに届け!
まず、ダメだった2つの方法です。
①ジュースに混ぜる
色と味に違和感があるようですぐにバレてしまいました。
②紙パックジュースに注入
顆粒をお湯で溶かし、小さい注射器で紙パックに注入しました。
見た目が紙パックなので不審がることもなく飲みました!!
…が、ひと月もたたないうちに「違う」と気付いたようで突き返してくるように…
これが最終選択だ!!
チョコレートでサンド
これが現在も続いている飲ませ方です!
溶かしたチョコレートで包んで隠しちゃおう作戦!!
ただ…毎日毎日チョコレートを湯煎して、型に流し込んで、
薬を仕込んで…は、取り掛かるのに腰が重すぎました。
わたし、極端に簡単じゃないと、頑張れない…。
そこで私が目を付けたのはレンジです。
①まずは板チョコを用意。
四角く区切られているので便利です。
②2かけら用意して、チョコをラップの上に乗せます。
③イイ感じに板チョコに凹みがあるので顆粒をイン。
④そしてチン!
⑤上にふたをするようにチョコレートをもうひとかけら乗せます。
薬をサンドする感じですね。
⑥ラップで形を整えて、冷蔵庫で冷やします。
レンジでチンして、冷蔵庫で冷やすまで10分もかかりませんでした…!
チョコを冷やすのも、10分もあれば十分です。
薬には飲み合わせの悪い食べ物、飲み物があります。
チョコレートってカフェイン入ってるよね…
薬との飲み合わせ大丈夫かな…
短気なわたしはいても立ってもいられなくなり、薬剤師さんに確認を取りました。
少し効果が強く出る可能性はあるけど、チョコレート自体に含まれるカフェインは量が少ないので大丈夫です
ついでにリスパダールのことも聞きました。
お茶、コーラはダメです。
効き目が落ちてしまうので混ぜないでくださいね。
分かりました!
自分の力で抑えられない
☑癇癪(かんしゃく)
☑パニック
☑衝動性
☑睡眠障害
は、本人も周りも本当に辛いものです。
我が家は薬の力を借りることで家の中の雰囲気が明るくなりました。
まったく問題行動がなくなったわけではありませんが、
4歳が夜ぐっすり眠ることで、
わたしたちの負担はグッと少なくなりました。
この記事の「薬の飲み方」が参考になれば嬉しいです。
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